
おはようございます。
突然声が出なくなるぐらいカッスカスになった【宇都宮整体院 咲】の山田です。
さて、今回のブログは、【用語説明編】になります!
「肩こりの原因と改善方法」というブログ↓
の中に海外のトレンドを説明している文章に
アクティブリリーステクニック(Active Release Techniques, ART)は、筋膜リリースの一種で、筋肉、腱、靭帯、筋膜などの結合組織の癒着を解消するために開発された手法です。これは、筋肉の柔軟性と動きの改善、痛みの軽減、怪我の予防に役立つとして、スポーツ選手や慢性的な痛みに悩む人々の間で広く利用されています。
という内容があったんですが、
この【アクティブリリーステクニック(Active Release Techniques, ART)】についてもう少し深掘りしていこうと思います。
ARTのメカニズム
ARTは、結合組織の癒着を手で解消する手法です。具体的には、治療者が手で問題のある組織を特定し、手や指を使ってその部位を圧迫しながら受け手側に特定の動きをさせます。これにより、組織間の滑りを改善し、癒着を解消します。
ARTの施術の過程はこんな感じになります。
1. 評価
治療者が手で体を触診し、問題のある部位を特定します。筋肉や結合組織の硬さ、厚さ、癒着の度合いを評価します。
2. 治療
問題のある組織に対して圧力をかけながら、受け手に特定の動きをさせます。このプロセスを繰り返し行うことで、組織の癒着を解消し、正常な滑りを取り戻します。
3. アクティブな動き
ARTの特徴的な部分は、治療中に受け手がアクティブに動くことです。これにより、癒着が解消されやすくなり、効果が高まります。
じゃあARTの効果はどういったものがあるのか?
-柔軟性と可動域の改善
筋肉や結合組織の癒着を解消することで、柔軟性と可動域が向上します。これにより、動きがスムーズになり、怪我のリスクが低減します。
- 痛みの軽減
結合組織の癒着が解消されることで、神経の圧迫が減少し、痛みが軽減します。特に、慢性的な痛みに対して効果が期待できます。
- 血流の改善
筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善されることで、酸素や栄養素の供給が増加し、組織の回復が促進されます。
-ARTの適している症状
ARTは、以下のような症状や状態に対して有効です!
- 慢性的な肩こりや首の痛み
- 腰痛
- 腱鞘炎
- テニス肘やゴルフ肘
- 腰痛
- ふくらはぎの痛みやアキレス腱炎
- ランナー膝やジャンパー膝
もちろん今回もエビデンスがあります!とその研究は以下の通り↓
ARTの効果は、いくつかの研究で確認されています。
例えば、ある研究では、ARTがランナーの膝痛を軽減し、パフォーマンスを向上させる効果があると報告されています 。また、別の研究では、ARTがテニス肘の症状を改善する効果があるとされています。
まとめ
ARTは、筋肉や結合組織の癒着を解消するための効果的な手法であり、柔軟性の向上、痛みの軽減、怪我の予防など多くのメリットがあります。特に、アクティブな動きを取り入れることで、治療効果が高まる点が特徴です。肩こりや慢性的な痛みに悩む方には、一度試してみる価値があると思います!
こんな感じで【用語説明編】でした!
これからもブログの中に難しい内容が出てきた時は追加で解説していきますね!
今日はこんな感じで!
# 参考文献
1. [ARTの研究1](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3445089/)
2. [ARTの研究2](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3464891/)
3. [ARTの研究3](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3496910/)
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